しゃくり治療

2018年05月13日

しゃっくりは、一般に熱いものを飲んだとき、食道から胃液が逆流したとき、かぜでのどが腫れて炎症が波及したときなど、舌咽神経などの神経が刺激されて発生します。

もう少し医学的に説明すると、舌咽神経などから延髄神経に刺激が伝達されて、横隔膜が収縮する(下がる)からです。この際同時に、気管の入り口にある声帯が閉じて「ヒクッ」と音が出るわけです(図1参照)。

舌咽神経とは口と鼻の奥にある神経です。ここに熱い食べ物、胃液、のどの腫れなどが加わることで、意思と関係なく横隔膜が収縮してしゃっくりが発生します。しかし、逆に舌咽神経を刺激するとこのしゃっくりが止まりやすいのです。

舌をハンカチやガーゼでつまんで引っ張る。砂糖やハチミツを急いで飲む。痛さを感じる程度に耳の穴を30秒間ほど押す。息を吸って10-20秒息止めるなどの方法があります(図2参照)。

ただ、注意点は、数日も止まらない場合です。脳梗塞・脳腫瘍、神経・消化器等の病気が隠れていることがありますので注意が必要です。

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